映画「ベンジャミンバトン 数奇な人生」は2008年公開のファンタジー・ドラマ映画で、公開から10年以上経った今でも色褪せない、心に響く名作です。
この記事では、そんな映画「ベンジャミンバトン 数奇な人生」の中でも、印象に残る名言を集めました。
ベンジャミンが影響を受けた大切な人から言われた言葉、愛する人への言葉、手紙、ラストシーンの名言などを、その場面を振り返りながら紹介していきます。
※この記事では、「ベンジャミンバトン 数奇な人生」の吹き替え版のセリフを元に書いています。
もくじ
- 1 「ベンジャミンバトン 数奇な人生」の簡単なあらすじ
- 2 「ベンジャミンバトン 数奇な人生」の名言集
- 2.1 名言①「本当に醜い赤ちゃんだこと、でも神様の子だわ。」
- 2.2 名言②「みんな多かれ少なかれ、そんなふうに感じるものよ。でも行き着く先は同じ。違う道を通ってるだけ。」
- 2.3 名言③「人生そんなもんさ。」
- 2.4 名言④「名前を覚えていない人が、1番印象的だったりする」
- 2.5 名言⑤「愛する人との別れは必ずくる。そうやって大切さを学ぶの。」
- 2.6 名言⑥「家はどこか妙な感じがした。においも居心地も昔のままなのに。」
- 2.7 名言⑦「人生は色々なチャンスに左右される。逃したチャンスも含めて。」
- 2.8 名言⑧「死を前に腸が煮えくり返り、運命の女神を呪いたくなる。だが、お迎えがきたら諦めて逝くしかない。」
- 2.9 名言⑨「シワがあってもなくても大好きだから。」
- 2.10 名言⑩「永遠なんてないんだなって。なんだか悲しいけどね。」
- 2.11 名言⑪「何をするにも遅すぎることはない。なりたい自分になればいい。」
- 2.12 名言⑫「…そして、踊る人」
- 3 「ベンジャミンバトン 数奇な人生」の名言まとめ
「ベンジャミンバトン 数奇な人生」の簡単なあらすじ
一生に一度の出逢い― 生涯、心に残る感動作の誕生。
それは、80歳で生まれ、年を取るごとに若返っていく数奇な運命の下に生まれた、ベンジャミン・バトンの物語。
一瞬、一瞬を、大切に生きていますか―?
全ての出逢いを、胸に刻んでいますか―?
これは、そうせずには生きていけない、特別な人生を送った男の物語。彼の名は、ベンジャミン・バトン。80歳で生まれ、若返っていった男。20世紀から21世紀にかけて、変わりゆく世界を旅した男。どれだけ心を通わせても、どれほど深く愛しても、出逢った人々と、同じ歳月を共に生きることができない、その運命。
―それでも、人生は素晴らしい―
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「ベンジャミンバトン 数奇な人生」の名言集
映画「ベンジャミンバトン 数奇な人生」の中でも、印象的だったシーンでのセリフや名言を集めました。
その場面を振り返りながら「ベンジャミンバトン 数奇な人生」の名言を確認していきましょう。
名言①「本当に醜い赤ちゃんだこと、でも神様の子だわ。」
産まれたばかりのベンジャミンを見て衝撃を受けた父親のトーマスは、ある家の玄関先の階段にベンジャミンを置いていってしまいます。
そんなベンジャミンを見つけたクイニーが発した言葉が「本当に醜い赤ちゃんだこと、でも神様の子だわ。」でした。
子供が欲しいけどなかなか授かれないクイニーは、ベンジャミンを我が子のように育てていきます。
名言②「みんな多かれ少なかれ、そんなふうに感じるものよ。でも行き着く先は同じ。違う道を通ってるだけ。」
ベンジャミンとクイニーがベッドで手を握りながら語り合うシーンでのセリフです。
老人のような見た目をしてヨボヨボのベンジャミンでも、成長するにつれ体の変化を感じていました。
ベンジャミンがクイニーにこう話します。「ママ、昨日と今日ではなんだか違う感じがする。」
それに対してクイニーが、「みんな多かれ少なかれ、そんなふうに感じるものよ。でも行き着く先は同じ。違う道を通ってるだけ。」と答えるのです。
名言③「人生そんなもんさ。」
これまで外の広い世界を見たことがなかったベンジャミンをオティが連れ出します。
2人で池を眺めながらベンチで話している時にオティがベンジャミンに話します。
「人生そんなもんさ。人と違う人間は尚更そうさ。でも、いい事教えてやろう。太ったやつ、痩せたやつ、背の高いやつ、そして白人みんな…結局は独りだ。独りになるのが死ぬほど恐い。」
名言④「名前を覚えていない人が、1番印象的だったりする」
ベンジャミンが日記に残した言葉が、この「名前を覚えていない人が、1番印象的だったりする」です。
ベンジャミンは老人施設で生活していく中で、忘れられない記憶に残っている1人の女性がいました。
彼女はベンジャミンのことを気に入り、ベンジャミンにピアノを教えてくれました。ベンジャミンの中で、1番記憶に残っている人なのに名前は覚えていませんでした。
名言⑤「愛する人との別れは必ずくる。そうやって大切さを学ぶの。」
ベンジャミンの髪をメイプル婦人に切ってもらっている時の2人の会話です。年をとっているはずなのに、ベンジャミンの髪が増えていることに気づき驚いているメイプル婦人。
ベンジャミンは「こういうことかな?普通、みんなは年をとるけど、僕だけ若くなっていく。」と婦人に言います。
メイプル婦人は「それはとてもかわいそうなことね。愛する人がみんな先に死んでしまうなんて。」と返します。
これまでベンジャミンは、生や死についてそう考えたことはありませんでした。
メイプル婦人は続けます。「愛する人との別れは必ずくる。そうやって大切さを学ぶの。」
その後、メイプル婦人は亡くなり、ベンジャミンは愛する人を亡く意味を知ります。
名言⑥「家はどこか妙な感じがした。においも居心地も昔のままなのに。」
チェルシー号の乗組員となり、第二次大戦では戦闘にも巻き込まれたベンジャミンは、戦争後に、生まれ育ったニューオーリンズの老人施設に、久しぶりに戻ります。
その時にベンジャミンは「家はどこか妙な感じがした。においも居心地も昔のままなのに。」と感じます。
名言⑦「人生は色々なチャンスに左右される。逃したチャンスも含めて。」
ニューオーリンズに戻ってきたベンジャミンは、デイジーと再会します。デイジーはベンジャミンのことを誘いますが、「君はまだ若い」と誘いを断ります。
その時のことについて、ベンジャミンは日記に「人生は色々なチャンスに左右される。逃したチャンスも含めて。」と残すのです。
名言⑧「死を前に腸が煮えくり返り、運命の女神を呪いたくなる。だが、お迎えがきたら諦めて逝くしかない。」
老人として産まれた、普通ではないベンジャミンを捨てた実の父との再開をはたし、複雑な感情を抱くが、父との和解を決意します。
年老いて今にも死んでしまいそうな父と、美しい日の出を見るベンジャミン。
ベンジャミンは、その時のことを「死を前に腸が煮えくり返り、運命の女神を呪いたくなる。だが、お迎えがきたら諦めて逝くしかない。」と日記に残します。
名言⑨「シワがあってもなくても大好きだから。」
ベンジャミンとデイジーは幸せな日々を過ごします。しかし一方で、自分はどんどん年を取り老けていくのに、ベンジャミンは日に日に若返っていくことを心配に思うデイジー。
デイジーがベンジャミンに「あなたの肌にはシワが全然ない。こっちは増えるばかりなのにずるいわ。」とつぶやくと、ベンジャミンは「シワがあってもなくても大好きだから。」と返します。
名言⑩「永遠なんてないんだなって。なんだか悲しいけどね。」
幸せな時を過ごすベンジャミンとデイジーですが、ベンジャミンがふと「永遠なんてないんだなって。なんだか悲しいけどね。」と言います。
それに対してデイジーは「いいえ、あるわよ」と答えます。
名言⑪「何をするにも遅すぎることはない。なりたい自分になればいい。」
ベンジャミンが娘であるキャロラインへ送った手紙の内容です。
「何をするにも遅すぎることはない。僕の場合は早すぎかな。なりたい自分になればいい。タイムリミットはない、いつ始めてもいいんだ。変わってもいいし、変わらなくてもいい。ルールなんてないんだよ。人生は最高にも最悪にもなる。もちろん最高のほうがいいけど。驚きに満ちたものを見つけて、それまで感じたことのないことを感じて、人と出会い、その様々な価値観を知ってほしい。誇りを持って人生を生きるんだ。道を見失ったら、大丈夫。自分のちからでまたやり直せばいいんだ。」
名言⑫「…そして、踊る人」
ベンジャミンの人生が語られ、ベンジャミンが愛したデイジーも人生を終える。
「ベンジャミンバトン 数奇な人生」のラストシーンで、ベンジャミンが出会った人たちの回想シーンでの印象的なナレーションです。
故郷の川のほとりで暮らす人
雷に打たれた人
音楽が得意な人
アーティスト
泳ぐ人
ボタンを作る人
シェイクスピアが好きな人
母親になる人
そして、踊る人
「ベンジャミンバトン 数奇な人生」の名言まとめ
普通とは違った人生を歩んだベンジャミンは、誰よりも早くから生や死について考え、感じるようになります。
そんなベンジャミンだからこそ、その言葉のひとつひとつに想いが込められているように聞こえるのかもしれません。
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